創業90周年を迎えて
昭和初期に漁師から転職を考え、湊乙三郎(みなと おつさぶろう)が始めた魚屋が、現在の魚音の前身です。
当時、三崎魚市場が公設になり、仲買業を中心に問屋業など、幅広く営業をしておりましたが、二代目物部龍四郎(ものべ りょうしろう)の時に、観光客中心の小売業へと転換していきました。
三代目物部光宏(ものべ みつひろ)の頃には、昭和から平成へと移る中で冷凍技術の発達に伴い、冷凍まぐろを取り扱うようになり、全国のお客さまへ魚音の味をお届けする事も可能となりました。また飲食業もはじめたことで、業務内容も大きく変化してきました。
時代と共に変わりながら、四代目の私にバトンは渡りました。
三代目の頃には考えられなかった、様々な技術の発展により、世界は大きく進歩を遂げております。その時代の流れに取り残されぬよう努力をし、且つ先代から引き継がれた歴史を大切にしながら、会社理念である『愛のある笑顔創造』、お客様の豊かな食生活を実現する事を使命として、今後もスタッフ全員日々努力してまいります。
今後とも三崎の魚音を、何卒ごひいきによろしくお願いいたします。
有限会社魚音 代表取締役
物部幸村